産婦人科の診療体制について(お知らせ)

 日頃より、当院をご利用いただきありがとうございます。

 さて、当院では、平成15年3月に休止となっていました産婦人科の診療を、宮崎大学病院のご支援をいただきながら、平成29年5月に妊婦健診を再開し、平成30年7月に常勤医師1名が着任後の平成31年1月から、これまでと同様に宮崎大学病院、県立宮崎病院及び各関係機関のご支援をいただきながら分娩の取扱いを再開し、これまでに200件を超える分娩を取り扱ってきたところです。

 一方で、産婦人科の診療に際しましては、宮崎大学病院、県立宮崎病院、西諸医師会の支援の下、西諸2市1町が一体的に取り組み、常勤医師1名体制で24時間365日の診療を続けてきた所ですが、当初の予定より帝王切開比率が高く安全に分娩を行うための体制整備が不十分であること、このような体制では、安全を担保できず妊婦や胎児及び新生児に対して大きなリスクがあること、産婦人科以外の診療科に大きな負担がかかり産婦人科以外の患者さんへの検査や手術等、診療への影響が懸念されることから、令和3年12月31日をもちまして残念ながら産婦人科の診療を休診することに決定しました。
 
 この為、既に当院にて分娩予定の方で他院への紹介を希望される方や分娩予定が令和3年12月以降になる方及び分娩以外で当院をご利用中の方につきましては、ご意向を確認させていただいた上で、当院が責任をもって診療可能な医療機関等へ紹介させていただく予定です。
 また、令和4年1月以降の分娩以外の産婦人科の診療につきましては、現段階では未定となっており、決まり次第、周知させていただきます。

 当院としましては、安心・安全にお産を提供するためには、複数の産婦人科医師で診療を行う必要があり、これまでも、医師確保に務め、何度も検討を重ねてまいりましたが、新たな産婦人科医師の確保ができず、このような結論に至った次第であり、産婦人科の医療体制の継続に至らなかった点につきましては、大変申し訳なく感じているところです。

 産婦人科の休診に際し、産婦人科をご利用の皆様や関係者の皆様には、ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

令和3年6月29日
小林市病院事業管理者 坪内 斉志