事業管理者挨拶

kanrisha

  新年明けましておめでとうございます。平成最後の年始に際し、小林市立病院を代表いたしましてごあいさつ申し上げます。

 いよいよこの1月より当院での分娩対応が再開されました。宮崎大学医学部産婦人科学教室、県立宮崎病院産婦人科、西諸医師会および関係諸機関の多大なご尽力によりそのスタート台に立つができました。ご承知の様に、産科医療は我々の将来を担う新しい「いのち」の誕生を対象としていますが、全国的に不足する産婦人科医師の献身的な診療姿勢で支えられています。近年少ないスタッフで対応可能な診療体制構築が必要とされ所謂集約化が進んできましたが、今後分娩施設がない医療圏が増加するのではと危惧されています。幸い、当地域は昨年7月に着任した当院産婦人科科長吉永の英断と前述の多くの機関のご協力で分娩再開となりましたが、一人体制のためすべての妊婦さんへの対応は現実的に不可能です。ハイリスク症例は高次病院へお願いし、分娩数を制限してその診療体制を確保せざるを得ません。今後は周辺高次医療機関とのさらなる綿密な連携を構築し、住民の皆様のご期待に沿えるようスタッフとともに努力して参ります。

 一方、行政主導による在宅医療へのシフトを柱とした「地域包括ケアシステム」の整備が進められていますが、当院の責務は、急性期病棟を堅持しつつ更に在宅医療へのシームレスな移行、所謂回復期機能の拡充へ変遷し、周辺医療機関に加え介護施設とのより綿密な連携を求められています。現状の救急および入院医療に加えて外来部門の機能拡充のため、長年の課題である内科診療の再開のためそのスタッフ確保がより急務となりました。  

 さて、昨年10月より宮崎大学医学部医学科5年生の地域医療研修がはじまり4週間にわたり当地に滞在します。また昨年は宮崎大学研修医も計6名当院で研修しました。地域の基幹病院として相応の充実した研修提供を目指し、さらなる宮崎大学病院との連携強化が、当地域で一緒に働いてくれる医師の「獲得」へ繋がることを期待しています。

 本年も引き続きご理解とご支援を賜ります様、宜しくお願いいたします。


小林市病院事業管理者 坪内 斉志

略歴 鹿児島大学医学部 卒業

資格

医学博士
日本外科学会指導医
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器外科学会消化器がん治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本麻酔科学会標榜医
プライマリ・ケア連合学会認定指導医

所属学会 日本外科学会
日本消化器外科学会
日本癌学会
日本癌治療学会
日本臨床外科学会
日本ヒト細胞学会
日本消化器癌学会
日本救急医学会
プライマリ・ケア連合学会