薬剤室

概要
  薬剤室では理念に基づき、患者さん一人一人に寄り添った医療を提供するため日々業務を行っています。病院における医薬品の適正使用・安全管理を担う部門を担っています。調剤に加え、入院患者への服薬指導・薬歴管理、外来化学療法時の服薬指導、医薬品管理、医薬品情報活動、薬物血中濃度処方設計、高カロリー輸液や抗がん薬の無菌調整などの薬剤関連業務に従事し、多職種協働で患者さんへの医療提供に努めています。
 
組織体制・資格取得者

【スタッフ】
薬剤師：９名（非常勤１名を含む）薬剤助手：３名

【資格取得者一覧】　2024年４月現在
日本医療薬学会　がん専門薬剤師：１名
日本病院薬剤師会　感染制御専門薬剤師：１名
日本病院薬剤師会　指導認定薬剤師：１名
日本病院薬剤師会　日病薬病院薬学認定薬剤師：３名
日本病院薬剤師会　日病薬認定指導薬剤師：１名
日本臨床腫瘍薬学会　外来がん治療専門薬剤師：１名
日本薬剤師研修センター認定　実務実習指導薬剤師：３名

薬剤室の理念
理念
一人一人の患者さんにとって最善の薬物治療を提供する

基本方針
1．薬剤師の職能を活用し他職種と協働する
2．効率化を意識した主体性のある業務を行う
3．研鑽を積み医療の質を向上させる
4．地域と連携し切れ目のない医療体制を構築する

業務内容
  ・調剤業務
入院患者および外来患者さんの薬剤について用法・用量、相互作用等を確認し適切であるか判断したうえで払い出しを行います。また、薬の取り間違いを防止するためにバーコードを用いた照合を行っています。
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・無菌調製業務
高カロリー輸液、注射抗がん薬など無菌操作が必要となる薬剤をクリーンベンチ、安全キャビネット、閉鎖系薬剤移送システムを用いて調製しています。

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・医薬品情報・薬品管理業務
医薬品の情報を収集し、医療スタッフへ情報提供を行うことで薬剤が安全に使用できるよう取り組んでいます。院内で取り扱っているすべての薬剤を適切に使用できるよう管理し、薬剤の確保や在庫の適正化などの役割を担っています。

・病棟業務
入院前に使用していた薬剤を確認し、より良い薬物治療が行えるよう関わっています。また入院中の情報を保険薬局や他の医療機関と共有し切れ目ない治療を継続できるよう連携しています。

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・チーム医療
緩和ケアチーム、ICT、NST、褥瘡チームなどへ参画し、様々な職種が専門性を発揮し協働することで、より良い医療を提供できるよう取り組んでいます。